相談支援専門員の
取得要件と取得プロセス
相談支援専門員として働くには、一定の実務経験を満たしたうえで 「相談支援従事者初任者研修」を修了し、事業所で配置される必要があります。 必要年数は、保有資格やこれまでの業務内容によって異なります。
取得要件のポイント
採用ページでは、「全国共通の制度」と「都道府県ごとに異なる運用」を分けて伝えると、応募者にとって理解しやすくなります。
要件は「実務経験」+「初任者研修」
相談支援専門員は国家資格名ではなく、所定の実務経験を満たし、 相談支援従事者初任者研修を修了したうえで配置される専門職です。
必要年数は経歴によって異なる
実務経験の目安は3〜10年です。国家資格等に基づく業務経験がある方、 相談支援・直接支援の経験がある方など、区分によって必要年数が変わります。
配置後も更新研修が必要
配置後も継続して従事するには、原則5年ごとに現任研修の修了が必要です。 初回更新では実務経験要件の確認があります。
取得プロセス
応募者が自分の現在地を把握しやすいよう、採用ページでは4ステップで見せる構成がおすすめです。
実務経験を満たす
保有資格や従事してきた業務内容に応じて、 所定の年数の実務経験を積みます。
目安:3〜10年初任者研修を修了する
都道府県等が実施する「相談支援従事者初任者研修」を受講し、 相談支援の基礎知識・演習・実習を修了します。
標準:42.5時間相談支援専門員として配置
指定相談支援事業所などで、サービス等利用計画の作成、 モニタリング、関係機関連携などの業務を担います。
配置後に実務を重ねる現任研修で更新する
継続して従事するには、5年ごとに現任研修を受講します。 初回更新時には、過去5年間で2年以上の相談支援実務経験が必要です。
標準:24時間実務経験の目安
実際の算定は経歴の内容によって異なりますが、採用ページでは次のように整理すると伝わりやすくなります。
代表的な実務経験区分
| 対象イメージ | 目安年数 | 掲載しやすい表現 |
|---|---|---|
| 国家資格等に基づく業務経験がある方 保健・医療・福祉分野の国家資格等による業務経験 | 3年以上 | 社会福祉・保健・医療分野の国家資格等を活かした業務経験をお持ちの方 |
| 相談支援業務・直接支援業務の経験がある方 相談業務または現場支援の経験 | 通算5年以上 | 障害福祉分野で相談支援または直接支援に従事した経験をお持ちの方 |
| 無資格で直接支援業務を積んできた方 福祉・介護現場での支援経験 | 通算10年以上 | 福祉・介護・支援現場で長期の実務経験をお持ちの方 |
| 特定資格区分に該当する方 一定の資格区分と支援経験の組み合わせ | 関連区分5年以上 + 支援経験3年以上 | 個別の資格・経歴によって必要年数が変わるため、詳細は自治体要件をご確認ください |
よくある質問
応募前の疑問に先回りして答えておくと、問い合わせ対応の負担軽減にもつながります。
いいえ。国家資格名ではなく、所定の実務経験を満たしたうえで 相談支援従事者初任者研修を修了し、事業所で配置される専門職です。
これまでの経歴によって異なりますが、必要な実務経験の目安は3〜10年です。 その後、初任者研修を修了することで配置要件を満たします。
はい。継続して従事するには、原則5年ごとに現任研修の修了が必要です。 初回更新では一定の相談支援実務経験が必要になります。
制度の骨子は共通ですが、募集時期、申込方法、定員、受講料、開催日程は都道府県ごとに異なります。 勤務予定地の自治体または指定研修事業者の案内をご確認ください。
出典・参考リンク
制度説明・実務経験・自治体運用の確認に使える公式資料です。
公式資料
- 厚生労働省「相談支援専門員制度について(令和2年4月1日〜)」
- 相談支援専門員の要件となる実務経験 資料
実務経験要件資料を見る - 東京都「相談支援従事者初任者研修」案内
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/shisetsu/jigyosyo/shinsho/shienhoukanrenkensyu/shoninnsya - 大阪府「相談支援従事者研修について」
https://www.pref.osaka.lg.jp/o090070/chiikiseikatsu/shogai-chiki/soudanshienkensyu.html - 図解画像
取得フロー図解画像を見る