このページでは、就労移行支援を選ぶときのポイントについて説明しています。

就労移行支援を選ぶポイントは?

全国に就労移行支援事業所は約3500ヶ所あり、例えばプラクトのある千葉市だけでも30箇所以上の事業所が軒を並べています。事業所ごとに提供されているサービスも様々で、どこを選んだらいいのかとても迷うことと思います。
就労移行支援を選ぶときのポイントをいくつかまとめてみました。

① ホームページを見てみよう

どこの事業所も概ねホームページを持っています。スマホやパソコンを使って近所の事業所を探してみるのはどうでしょう。例えば、「Google」や「Yahoo!」などの検索ページで、「住んでいる住所」「就労移行」など検索ワードを入れてみるとすぐにいくつかの事業所がリストアップされてきます。

検索して出てくるのは全国でチェーン展開している大手の事業所が多いかと思います。

一方、プラクトのように地域のネットワークを活かし独自のサービスを行なっている小さな事業所もたくさんありますので、いくつか選んで比較してみると良い参考になるかと思います。

『ポイント』は
  • まず事業所の概要や説明を読んでみる。
  • 提供されているサービスの概要を比較する。
  • 近くにどんな事業所があるか調べてみる。
  • どんなスタッフが支援にあたっているのか調べてみる。
  • 「就職者は何人?」「就職後の定着はどうだろう?」など実績を調べてみる。
    • 一事業所の就職者数は大体7名前後と言われています。
    • 定着率は障害の種別(身体・知的・精神・難病)で異なりますが、精神障害の定着率は65%程度です。
    • チェーン展開している大きな事業所の場合、事業所全体の実績が記載されていることが多いです。事業所ごとの実績も確認してみましょう。
『注意点』は…
  • ホームページなので表面的な美辞麗句(営業文句)が並んでいるため鵜呑みにしない。

② 利用のメリットについて相談をしてみよう

受けたい支援の方法は人によって様々です。

就労支援の相談は様々な機関で行われています。例えば、ハローワークの相談援助部門、なかぽつセンター(千葉市だとキャリアセンター)、医療機関の医師やソーシャルワーカー、相談支援事業所。

もちろん、プラクトでも相談をすることができます

就労移行を利用するメリットやデメリットについて第三者と相談して見ると、自分が受けたい就労支援サービスがどんなものなのか整理をすることができるかもしれません。

プラクトでも相談できるの?

障害者の就職支援は就労移行支援のような福祉施設だけなく、色々な方法で受けることができます。障がいを持つ方の就労支援の制度や仕組みは福祉事業にとどまらずとても広がっています。
必要な支援の方法は人により様々ですので、プラクトのカウンセリングで受けたい就労支援の整理をしてみるのはどうですか?プラクトまでご連絡ください。

③ 施設の見学にいってみよう

施設のことはスマホやPCなどで調べることもできますが、百聞は一見にしかずで施設に行ってみると、雰囲気やスタッフや利用している人たちの様子、受講できるプログラムのことなどたくさんの情報を得ることができます。

『ポイント』は
  • 事前に電話やホームページのフォームなどを使って見学や相談の予約をとる。
  • 事前に見てみたいことや聞いてみたいことなどをまとめておく。
    • どんな支援をしているんだろう?
    • 支援の対象としている障害は?
    • どんな人たちが利用しているんだろう?
    • スタッフは障害や病気を持つ人たちを支援する上でちゃんと資格や経験を持っている?
    • 就職者はどれくらいいるかな?
    • 就職後の支援はどんな風におこなわれている?
    • 定着支援事業は利用できる?
  • 時間があるなら、3箇所以上の事業所を見学に行って比較をする。
  • 身近に相談できる人に、見学に行った感想を聞いてもらい情報を整理する。
『注意点』は…
  • お店が多いので、「ぜひうちに!」と押しの強い営業にあうことがある。
  • 見学の段階では、「週に1日の利用でもいいですよ〜と」伝えられることが多いですが、利用開始してから、「最終的には毎日来れるようにならないと就職はできません」と後から伝えられるケースがあります。通所頻度とのマッチングを事前に確認しておくと安心ですよ。

プラクトは見学できるの?

もちろん見学することができます。
プラクトの施設やプログラムをぜひみにきてください。ご希望があれば、就職のことや、就職の支援のことなど相談することもできます。お気軽にご連絡ください。

④ 体験利用をしてみよう

就労移行支援では、利用契約を結ぶ前にプログラムの受講や面談など利用体験を受け付けているところが多いです。事業所にもよりますが、概ね3〜5日と期間を設けています。実際に施設の中で提供しているサービスを受けて見て、施設の雰囲気やサービスとの相性などを見極めてみるのはどうでしょう。

まとめ

就労移行支援では、就職の支援だけではなく就職した後のフォローも受けることができます。一度利用し始めると長い付き合いとなります。
利用にあたっては、いくつかの事業所の見学や体験などをしてみて、相性の良さを確かめてみることをお勧めします。

利用される方の悩みごとや嬉しかったことを一緒に解決したり、喜んでくれる施設に巡り会えるといいですね。

以下のページでプラクトと一般的な就労移行支援事業所を比較しています。よかったらご覧ください。