雇用率と定着と
今年もあっという間に上半期が終わり、気づけばすでに7月も後半に突入していました。早いものです。
上半期の大きな出来事といえば、障害者雇用率が平成30年4月より、現行の2.0%から2.2%に引き上げられることとなりました。さらに、3年を経過する前までに2.3%に引き上げることも決まっています。(下記厚労省HP参照)
厚生労働省HP(報道・広報):「障害者雇用率について(案)」
その平成30年を見据えてなのか、プラクトでもここ2〜3ヶ月を振り返るとやはり影響を受けている節があります。まず、平成28年度中にプラクトから約20名の方が就労されています。これに対して、年度が明けた平成29年4月から7月までの就職者と8月から就労予定の内定者を合わせると、すでに20名近くになっている状況があります。今までになく、売り手市場の様相を感じているところです。
どこでも言われているように、就職はゴールではなく、あくまでスタートラインです。その後、職場で役割を得て仕事を継続し、キャリアアップしていけるかが大切なポイントとなってきますが、いわゆる定着のためのマッチングの作業という意味では、現状のハイペースな就職状況からは一抹の不安をやはり感じているところではあります。
現在プラクトでは、移行期に差し掛かる方達がたくさんいらっしゃるため、私も含めスタッフが外で支援をする時間がかなり増えてきています。せっかくのご縁です。事前に図れるマッチングはできる限り図り、末長く勤められるようにサポートしていきたいと考えています。