5月の過ごし方|“五月病”とうまく付き合うために
5月になると、
「なんとなく疲れる」
「やる気が出ない」
「朝起きるのがしんどい」
と感じることがあります。
いわゆる五月病という言葉もありますが、実際には、理由をはっきり説明できないまま、少しずつ疲れが出てくることも少なくありません。特に、新生活が始まったばかりの時期は、自分でも気づかないうちに無理してしまうことがあります。
4月は「頑張れてしまう」時期
4月は、環境変化の多い時期です。
- 新しい職場や学校
- 新生活のスタート
- 人間関係の変化
- 生活リズムの変化
この時期は緊張感があるため、意外と「頑張れてしまう」ことがあります。
とくに、真面目な人、周囲に気を遣う人、ちゃんとやろうとする人ほど、気づかないうちに力が入り続けます。
その結果、頑張りすぎて疲れる状態になっていても、自分では「まだ大丈夫」と思ってしまうことがあります。
5月に入ってから疲れが出やすい理由
5月になると、少しずつ新しい環境に慣れてきます。
すると今度は、張っていた緊張がゆるみ、あとから疲れが表に出てくることがあります。
これは「弱いから」ではありません。
むしろ、環境変化によるストレスに適応してきた反動として起こる自然な反応です。
「新生活で疲れた」「なんとなくしんどい」と感じるときは、気合いが足りないのではなく、心や体が休息を求めているサインかもしれません。
「ちゃんとできている人」ほど分かりにくい
五月病は、外から見えにくいことがあります。
- 毎日通えている
- 仕事や学校にも行けている
- 周囲からは問題なさそうに見える
それでも内側では、
- 気を張り続けている
- 無理をして合わせている
- 疲れていることに気づかない
ということがあります。
特に「頑張れる人」ほど、限界が来るまで無理してしまう傾向があります。
五月病の対処法は「無理に戻さない」こと
疲れを感じたとき、
「もっと頑張らなきゃ」
「元のペースに戻さなきゃ」
と思うことがあります。
でも、そういうときほど大切なのは、無理に元気を取り戻そうとすることではなく、少しペースを落とすことです。
5月病の過ごし方として意識したいこと
- 早めに休む
- 予定を詰め込みすぎない
- 一人で落ち着ける時間をつくる
- 誰かに話してみる
- 「疲れているかも」と認める
こうした小さな調整が、結果的に大きく崩れないことにつながります。
「休む」は後退ではない
休むことに対して、
「続けられなかった」
「また振り出しに戻った」
と感じる方もいます。
ただ、無理を重ねて大きく崩れてしまうより、早めに立ち止まることが必要な時期もあります。
休むことは後退ではなく、整え直すための時間です。
おわりに
5月は、もっと頑張る時期というより、自分のペースを調整する時期なのかもしれません。
- 疲れていることに気づく
- 少し休む
- 無理しすぎない
- 必要なら誰かに相談する
そんな過ごし方も、立派な五月病の対処法のひとつです。
「なんとなくしんどい」という感覚を置いていかず、自分の心と体のサインを大切にしてみてください。